レーシック手術大百科

40代からのレーシック体験記 | その5 手術日前日と当日

検査の前日から、適性検査のときにもらったオフロキシン点眼液0.3%というのを、朝起きてから3時間おきに目にさすことになります。

正直、やはり前日あたりから、いよいよ手術か~という実感と不安がやってくるので嫌でしたね。

腹をくくっていう自分もいたのですが、やはり

「手術が失敗して目が見えなくなったらどうしよう」

「術後に目を無意識にかいてしまったらどうしよう」

など、考えなくてもいい不安材料ばかり頭をよぎるんですよ。

最近レーシックを受けた人のブログを見たり、SNSのレーシックのコミュニティを見ても『失敗した』という記事はもちろんないですが、感染症の問題や、術後の目のひりひい感や涙がポロポロ出てくるなど個人差があることは事例として載っていました。

特に私の知人もそうだったのですが、角膜がうすくて目がびっくりするくらい悪い人(私も0.1だったのですが先生からは良いほうだと言われびっくりしましが…)の場合、色々増強しないといけない部分があって、術後1ヶ月~半年、目のかすみがあったり他の人より痛さが大きいようです。

あと私が心配だったのはやはり『老眼』問題です。今はもちろん41歳なので老眼は出ていませんが、適性検査のときに先生から

「40歳以降は、すべての人が遠くは良く見えるが前から1mくらいは見えにくくなる」

と言われ、一緒にリーディングアイという老眼治療を受けたほうがよかったのですが、金銭的な関係でできなかったことに悔いが残りました。(不安材料を加えてしまったということです)

>>40代からのレーシック手術・老眼比較ランキング

レーシック手術当日

いよいよレーシック手術の日が来ました。

しょうじき逃げ出したかったです(笑)

ギリギリまで、この大きな手術代金を他のことに使えばどうなるかとか考えましたし、それでも思春期の頃からずっとメガネに対するコンプレックスがあったので、この先もメガネとつけたり外したりすることを考えると、どこかでケジメをつけないといけなかったので、勇気をもって前に進むことになりました。

この日は11月24日月曜日で、振り替え休日でした。手術は午後3:30からだったので、品川近視クリニックのある大阪まで自宅京都から午後1:30頃に出発しました。

レーシック体験談などを読むと、東京などの大都市の施術は全国から集まってくるのか手術も免許の更新の写真撮影のように、次から次へと団体で流れていくようなことが書いてあったのですが、大阪は適性検査のときから、平日ということもあって押し合いへし合いという感じではなかったので少し安心しました。

しかし、手術当日はどうなんだろう?祝日だしと人が多いのかな?など不安は残ります。

それはなぜかというと、東京では1日の間に手術の部が分かれているようなのですが、大阪の場合は前回も書きましたが何回も手術の時間があるわけではなく午後4時からいっせいに手術時間となり、それ以外は1日で検診と手術をしてしまう1日レーシックコースの患者さんの場合はこの4時より30分から1時間くらい遅いスタートになるそうです。

品川近視クリニックに到着

品川近視クリニック大阪院に到着いよいよ、品川近視クリニック大阪院に着きました。

午後3時半は、午後からの診察がはじまったばかりなのか、私の前後に手術なのか検診なのかわからない女性患者の方がいて数名のみおられました。

ここに来た時点で本音を言うと『ああ、もう逃げられないな』という観念するしかない気持ちと、『今だったらまだ逃げられる』という弱い自分と『あとは先生を信用するしかないな』というあきらめの気持ちがまぜまぜになっていましたね。

まず、受付で前回いただいたエキシマレーザー屈折矯正手術説明承諾書とアベリーノ角膜ジストロフィという遺伝性疾患に関する同意書を渡しました。

続いて、持ってきた手術代金を現金で手渡しました。小さいお金ではなかったので貧乏人の私はすごいドキドキしましたが、受付の女性は手馴れてるみたいで、銀行員のように大きなお金を数えるのを瞬時にパラパラパラとこなしびっくり。

その後は、手術後にさす点眼液3点(うち1点はすでにもらっているオフロキシン)と痛み止め点眼液、そして外出時に目にホコリやゴミが入らないように防御グラスをもらいました。

ここで一旦待合室で待機後、まず男性スタッフに呼ばれ眼の中の検査をもう一度しました。次に机のある個室に行き、招待制度についてここで説明されました。

手術前のこのタイミングなのか!と正直思いましたけどね(笑)

この招待券は相手が使うと最高で5万円も割引になる嬉しいシステムで、前々からその話は聞いていたのですが実際何枚もらえるのかな?と思っていたら実際もらえたのは3枚でした。

おまけに有効期限が3ヶ月と短くてさらにびっくり。このシステムはサポーター制度というそうで、その場で申込用紙に記入しました。そして再び待合室で待機すること10分。

いよいよ名前を呼ばれ、手術室に向かいました。

レーシック手術開始

私の名前を呼んだ方は手術着を着た30代くらいの背の低い女性で、頭には衛生のため帽子をかぶっていました。

適性検査のときに品川近視クリニックの中に入ったときにかなり広かったので、その敷地内で手術するものと思っていたら、実は手術する場所はまた別のステージで、靴をぬいで入ったところは衛生に気を使う食品工場のような澄んだ空気と湿度が保たれていました。

そして、私も頭巾をつけまず最初はイスのところに座り『術後に使う点眼液3種+痛み止め1種』の使い方ビデオをDVDで5分ほど見ました。

この時、緊張はマックス。ビデオ終了後、同じ女性が再びきて

「アベリーノ角膜ジストロフィーの検査結果はもう聞きましたか?」

と質問されましたが、聞いていなかったので「いいえ」というと何やらびっくりされていました。

このアベリーノ角膜ジストロフィーの遺伝子検査は前回に説明していますが、一週間前に適性検査で口の中の粘膜を綿棒で摂取して渡したものの結果ということです。

一人前の男性スタッフが結果を説明しないといけなかったんでしょうね(笑)

そして、いよいよ手術室へ入りました。

私が他のブログの体験談で読んで想像していたのが自分が座り、目の検査のような形で手術するのかと思っていたんですが、全然違いました。

いよいよレーシック手術テレビドラマなどでよく見る本当の手術室でした。

中に入って分かったのですが今回手術するのは先週、適性検査のときに診察していただいた品川近視クリニックの晴美院長で、その他5人くらい手術室にいてびっくり。

まず、手術台に寝ます。そして先ほどの小さい女性が先生に小声で「アベリーノ角膜ジストロフィー検査の結果を聞かれてないようです」と晴美先生に耳打ちすると「そうですか、ごめんなさいね。正常です。特に問題はないです」と説明を受けました。

そして、私の周りを5人くらいの男女が囲み、いよいよ手術となりました。

まず、先生は心配しないように安心するようにやさしく何度も声をかけてくれます。

「すぐに終わりますからね」そして、男女二人くらいから交互に点眼麻酔液を目に入れられ「シミますか?」と聞いてきたので「シミません」と答えると、「麻酔が効いています」とその方が先生に向かって報告します。

次に私が目を閉じないように、まぶたの上に大きな何か(シールのようなもの?)で固定し、下も同じようにします。

「緑の光を見てくださいね」と言いながらいよいよフラップ作成が開始されたのです。

他の人のレーシック体験ブログだと、この時まったく見えなくなり暗くなるので「このまま見えなくなったらどうしよう」など書いていましたが、私の場合は少し違っていました。

まず、フラップ作成中なのですが、視界はよく子供のころ遊びで眼球を強く押さえたときに見る幻想的な世界を目の中で見ている、あるいは顕微鏡で微生物をのぞいている感覚で、緑の光線も見えます。

なので、まったく見えなくなったという不安はありませんでした。

あと、麻酔は効いているのですが、眼球を押さえられる感覚はありました(痛みはないです)。そして、フタを外してレーザーをあてます。これは他の美容機器などのレーザー治療と同じく何も感じないです。

この間あっというまだったのですが、時間にすると1分あるかないかという短い時間の流れでした。

あまりにあっという間だったので、実際何をしていたのかも認識できないほどでしたので、手元のレーシック手術ガイダンスで確認しながら書くことにします。

おさらいしますと、レーザーでフラップ(ふた)を作っているときは一瞬だったのでこちらの記憶はありません。その後フタができてフラップを開いてエキシマレーザーが照射されている時が、さっきお話した眼球を自分が中から見ているような幻想的な感覚です。

真っ暗にはなりません。

その時はずっと緑の光を見ています。首がちょっと固定されていないので少しでも動くと大変だなという感じです。

手術中はまばたきできなくて大変かなと思いましたが、その都度麻酔点眼液が注入さるのでつらさは感じませんでした。

レーザー照射は5秒あるかないかですが、これも受けられるコースによって照射時間に差があるようです。この時、多分一週間前の適性検査で色々と調べた私の目の見え方データをもとに屈折矯正をしているんでしょう。

そして、すぐフラップを元の位置にもどすと視界がうっすらと元に戻り、またそばにいる二人から交互に麻酔点眼液を追加されます。

間髪入れずに今度は左目も同じように、まぶたを固定し目を大きく開いた状態で局部麻酔を点眼され、レーザーをあてられフタを作ります。フラップができたあとは屈折矯正するエキシマレーザーがあたるのですが、やはり、真っ暗にはならず涙(点眼液)で前が見えなく光だけが入ってくる感覚に似ています。

異物感も痛みも自分では何も感じません。ただ緑の光をぼやけて見ているだけです。

手術中は、先生が子供に話しかけるように「目が見えなくなって不安かもしれませんが、順調に進んでいますから安心して下さいね」

と声をかけてくれます。これはやはり嬉しかったですね。

相手を失明させてしまいかねない責任性の高い、しかもとても高い技能がいる手術だと痛感して、こんな大変なことを毎日している先生の神経と体力はとても大変なものだろうと改めて感心しました。

レーシック=お金儲けと思っていた自分がこの時ばかりは少し恥ずかしくなりましたね。

そして、左目も1分もかからないうちに終了し、フタをしたあとすぐ点眼液が追加されたころには視界がぼやけて見え始めるので安心が戻ります。

先生が「手術が無事終わりました。よかったですね」と私に声をかけると、周りの5人くらいのスタッフもほぼ同時に「よかったですね」「よかったですね」と言ってくれるのでちょっと感動ものです。

皆さんが献身的にチームとなって私の視力を回復してあげようと必死になってくれているのが伝わったからです。

拍手とかそこまではなかったのですが、ちらっとスタッフの顔を見回すとどの方も温かい目線を返してくれたので本当に嬉しかった。

手術後はすぐ近くのイスに座りあごを台に乗せ、先生に眼球をチェックされます。特に異常なしということで手術は無事終了しました。

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