レーシック手術大百科

40代からのレーシック体験記 | その7 就寝から翌日検診

IMG_0281レーシック手術を午後4時におこない、点眼麻酔が切れて4,5時間が経つ夜9時くらいが一番ヒリヒリするとレーシック体験談にも書いていましたが、私の場合はそれもなくすんなりとクリアしました。

あえて言うなら、眼球の外側が少し疲れているような感覚、あとドライアイに近い乾燥はありましたが、でもこれも処方してもらった3種の点眼薬でおさまるので特に不自由なく、逆にレーシック手術が高い技術であった(痛みがともなわなかったので)ことを本当に人類の文明と科学の進歩ってすごいなって痛感したくらいです。

だって、最悪の状況を考えてそれを改善してくれる薬まで先に全部用意されているんですからスゴイですよね。

運よく、私はどうもなかったですが、点眼液があることで安心感がとても大きくなりました。

夜10時になったので、いよいよ就寝しようともらったプラスチックの眼帯をそれぞれの袋から取り出しました(別々に分かれています)。
IMG_0283プラスチックの眼帯の中央は空気口として小さい穴が開いてあり、方向的にちょっと出っ張っている側を目尻に合わせ、そして最終的に片方づつこれももらったマスキングテープでバッテンの形に顔面にとめていくのです。

しかし、ここで1つの問題が…私は鼻アレルギーのせいか鼻付近にマスキングテープを貼るとかゆくてたまらなくなるのです。

なので少しずらして貼りましたが夜中に不快感からか無意識にべりっとプラスチックの眼帯を外してしまわないか本当に心配しました。

すべて貼り付けて仮面ライダーのような状況になり、これをするともう起きて何かするわけにもいかないので、電気を消して寝ました。

しかし、いつもと寝床が違うからか真夜中の午前1時くらいに目を覚ましてしまい、軽く眼帯をさわると右目の方の眼帯がまぶたの上に移動していてびっくり。

そこであきらめて、一度外して、オフロキシン、DEX、ヒアルロン酸を順番に5分あけて目にさし、もう一度寝ました。

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起床

次の日、午前5時に目を覚ましましたが、特に問題もなく朝を迎えることができました。

外は雨でした。

そして、レーシック体験談の多くの感想どおり翌日は、さらにくっきりとはっきりと昨日よりクリアに遠くまで見えるので、生まれ変わったような感覚です。

もう目が悪くなって数十年経っていたので、いきなりクリアな視界が広がるとオーバーかもしれませんが、今までの価値観みたいなものがぐるり180度変わってしまうくらいの変化でした。

まだ時間は早かったですが、防御グラスをつけてホテルのロビーで傘を借り、本当の私用の傘を買いにコンビニへ出かけました。

防御グラス越しとはいえ、あまりにもハッキリと見えた外の世界はすばらしかったです。正直、人生の半分を損していたような後悔の念に襲われましたね。

雨の中での行動も問題なく、傘も買えたのであとは翌日診察に出発する午前9時半くらいまでは、ラジオをつけながら1時間おきにDEX、オフロキシン、そしてヒアルロン酸ナトリウムは30分おきくらいに点眼しましたが、もうすっかり目のほうは安定していました。

まだ術後1日目だし、予断は許さない状況だったんでしょうが『見え方・目の感覚』など、ふだんの生活と何ら変わりはありませんでしたので、かなりホッとしました。

室内では、ラジオを聴くこと以外はすることがないのでベッドに横になり窓の向こうの遠くの景色やビルなどを眺めて過ごしました。

結局、あの青いキャップの痛み止めを一度も使うことなく過ごせたのは、本当に感謝しています。

翌日検診へ向かう

IMG_0288午前9時半になったので、徒歩3分の品川近視クリニックに出向きました。

雨の中だったので、目に入ったら困るなと思いましたが近い距離にあったので特に問題なく到着しました。

品川近視クリニック大阪梅田院には、少し早く着いてしまい、受付が開くのが9時45分だったので一番に並んで待つことになりました(笑)。

9時45分になると、もちろん一番最初なので(笑)そのまま診察券を渡し、待合室で待ちました。

そして、10時になると男性スタッフに呼ばれ軽い眼の検査とその次は視力検査をして、なんと0.1だった視力は両目とも1.5に回復していたのです。

そして、そのまま先生のもとへと案内され診察を受けました。

もちろんあの品川近視クリニック大阪院の院長である鳴美貴仁先生でした。先生は開口一番

「特に痛みや、老眼の面でわずらわしい点はありませんでしたか?」と言ってくださったので、

「昨日はヒリヒリも何も感じなかったです。先生の施術テクニックはすごいですね!」と思わず本心から褒めてしまったのですが、先生は笑いながら、

「それはたまたまですよ」と謙遜されていました。

かねて思春期の頃から、もうずっと眼が悪く、視力の悪い眼はダメな眼なんだろうと自分でハンコを押していたのですが、ここへきて自分の眼球は角膜も厚いし、手術もがんばってくれたし、本当に先祖や親からもらった立派な眼だったことに気づかされたのです。

私はあごを診察台に乗せ、先生は眼球にライトをあて「どこも問題ないので、また一週間検診で来てください」と言われ、私は何度も何度も感謝の気持ちを口にだしてその場をあとにしました。

やはり、結果が自分が想定していたものより、はるかに良かったからでしょうね。先生に

「このあと、自分のホームページで紹介したいです!」

と言ったら、笑いながら「とてもありがたいことです。よろしくお願いします」と許可をもらいました(笑)

そして待合室に戻り翌日検診は終了となりました。青い痛み止めは使わなかったので受付で渡し、なぜか一週間後の検診は受付ではなく自宅に帰宅後フリーダイヤルからする決まりになっていたので、疑問は残りましたがそのまま品川近視クリニックをあとにしました。

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翌日検診のあとの帰路

雨の中、徒歩5~10分ほどでJR福島駅に着き、そこから環状線に乗って帰ったのですがやはり車内では術後一番の目の乾きを感じましたね。

明るくて見えていないだけで、車内は人が乗車してくるたびにホコリやチリが舞っていたのかもしれません。

特に京橋で乗り換えた京阪電車の急行内は満員で、香水のきつい人や咳をする風邪気味の人などがごった返して、少し目のしみるような感覚におそわれたので、水色のヒアルロン酸を両目にさすようにしました。

そのあと、樟葉で特急に乗り換えたのですが特に車内では問題なく私もできるだけ、目を開けずに角膜をいたわることに徹しました。

そして、ようやく自宅のある終着駅の出町柳に着き、早足で午後2時ごろには家に帰ることができたのです。

私が住んでいるところは昭和初期に建てられた木造のアパートなので、部屋に着いて空気が綺麗に感じたのでびっくりしました。

これなら、あと一週間後の検診までがんばって目を保護し続けれるなと思いました。

術後2日目

日が変わって術後2日目ですが、特に問題なしです。このレーシック体験記で何度もお伝えしていますが、私はアレルギーに過敏なため、よく目をこすってしまうクセがあるので家にいるときは、少々暗いですが防御用のグラスを着けています。

一番注意をはらっているのは、お風呂のときに汚い水が目に入らないかということと、寝ているときに目をいじらないようにプラスチックの眼帯で予防しているところですね。

あと、現代人の必需品であり、私もその恩恵をうけているパソコンとテレビは通常の量ですと目が疲れてしまうのでなるべく見ないようにしています。

まあ、目と相談して「疲れてきているな」と思ったら、少し休ませるようにしていますが2日目からはテレビもPCも普通にできるので大変ありがたいです。

2日目の午後にコンビニへ買い物にでかけるため自転車に乗りましたが、メガネもなしでクリアに見える世界はやはり新鮮でワクワクしましたね。

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